演劇と私

最近更新が多くなりましたね。今日は趣味の演劇について語ります。

きっかけ

興味を持ったきっかけは中3の時。バンドと演劇の融合グループ、関西のアングラ界では有名なストロベリーソングオーケストラの演劇公演を観たのが始まり。人によっては「恐い」と言う人もいますがそれは置いとこう。

とにかく雰囲気、演技が凄い!江戸川乱歩夢野久作寺山修司の作品をベースに創られるものが多いデス。恐いの平気で興味がある方は一度観てみることをおすすめしますよ。

白昼夢 [DVD]

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ちょっと古いデスが…お気に入りの作品はこれかな。

高校入学後

演劇部に入部。人数が少ない上、趣味が合わない人(私が嫌いなものを、相手が好き)ばかりで行くのが苦痛な時もありましたが3年間しっかり行きました。文化祭で演じた役は全て男の悪役。
高2の時、弟が小学校の学芸会で劇することになり、その演技指導を地元の市民劇団「えん」がすることに。
毎年1度ある定例公演に招待されました。劇を観て、考えさせられる話デシタ。嫁,姑の介護問題をテーマにしたもの。
これを観て入団を決意しました。役者さんの演技と演目の内容に惚れて…

入団後

入団してしばらくはスーパーのレジ係など、背景的な役ばかりデシタ。大学受験のため1年のブランクがあり、次の年、大学1年目の秋に初めて定例公演に出演しました。題名は「ただのおとなりさん 2013 となりぐみ」。テーマは「東日本大震災で被災した福島県民の原発絡みのいじめ」。ちょっとチャラめのシングルマザーの役で。
次の年、5回目公演は「地域の助けあい」をテーマに、「関西ウエストサイド物語」を。主人公の妹役をしました。凄く純粋で優しい娘なの。姉が天然なのと裏腹にしっかりもの。

なんと
昨年の8月には、あべのハルカスウイング館にあるSPACE9で私立寝屋川高校の演劇部とコラボして3Days公演しました!
そのフライヤーがこちら。

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みどり母(認知症のおばあちゃん。70〜80代)をしました。立ち姿勢とかが難しく、腰と膝を曲げたままで、ちょっと体に負担がかかりましたね…

同年の定例公演「Life Must Go on!くじけないで!生きていこう!」では主演、姑にいびられる嫁の役しました。「大人と子どものいじめ」がテーマで、今までした役の中で一番難しい役デシタ。

入団後の変化

私は凄く人見知りで、中3の時に生徒会であいさつ運動をしてたんデスが、校門の前で「おはようございます」を言うのが精一杯デシタ。しかし、劇団入って役を演じていくうちに無自覚の変化が起きていました。

オープンキャンパスのスタッフ

大学のオープンキャンパスでスタッフをした時、道に迷っている人がいて、「何かお困りですか?」とためらいなく声をかけることができました。そこから誘導、案内、iPad片手にキャンパスツアーした時もしっかり会話できてましたね。これには驚いた。
他の人からすれば大した進歩じゃないでしょうけど、私からすれば大きすぎる一歩デシタ。

全て演劇を通しての成長、とてもいい経験を積めています。感謝してもしきれません!演劇に興味持ってなかったら、今の私はなかったかもしれない。